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【ソーシャルプロデュース講座】2023年度後期 参加事業者の事例を公開しました!①

こんにちは、株式会社エイジェックファームの荘司です。
今回は私が2023年度 後期チームiCHiアカデミー ソーシャルプロデュース講座を受講した体験談等をご紹介します。

エイジェックファームについて

エイジェックグループは、総合人材ビジネス、総合BPOビジネス、総合「学び」ビジネス、の3分野を柱に、グループ法人45社が多種多様な事業を全国で展開しております。

栃木県内においては、スポーツ・文化事業を通して、プロ野球独立リーグ運営、男女社会人野球部の活動、アカデミー事業やスポーツサイエンス事業の展開、農業事業など、自治体と協力し、地域創成・地域活性化に取り組んでいます。

エイジェック社会人野球部の選手

地域に根ざした事業展開として、エイジェックファームを中心とした農業事業は広がりを見せています。栃木県小山市においては、農産物の生産や6次産業・加工販売事業を展開し、地域経済の振興に取り組んでいます。また、障がい者と協働した取組みや農業研修支援、スポーツ選手へ農業に触れる機会を提供、セカンドキャリアへの可能性も見出しています。

さまざまな取組みにより、地域の魅力発信や首都圏エリアへの販路開拓が進み、新たな農産物の生産・販売が可能となりました。

収穫の様子

アカデミーをなぜ受講したのか

農業を中心とした地域の魅力発信、販路開拓に取り組んでいますが、当初はビジネスとして運営していくためのノウハウがありませんでした。行政や地域の方々との連携もうまくできず、独自で地域創生をしてしまったこともあり、仲間を増やすためにはどうすべきかを模索していました。また、栃木での実績をもとに、全国の地方で地域創生を行っていきたいと考えていたところチームiCHiアカデミーの存在を知り、受講に至りました。

チームiCHiアカデミー 受講の様子

受講した感想

今回は社内の4名で参加しました。私の他、地域の事業を取りまとめている(株)エイジェックの執行役員1名と、若手社員2名という異なる立場のメンバーでの参加であったため、お互いが自分とは異なる目線・考え方の違いに刺激を受け、よりクリエイティブな意見が生まれました。また、他の受講者との交流により、同じ課題を抱える仲間ができたことも大きな収穫であったと思います。様々な地域から集まった受講者の指摘により、自分たちでは気づくことのできなかった栃木の良い面に気づかされることも多かったです。受講したことにより、事業計画の立て方が明確になり、計画を立てた後も行動に移しやすくなりました。

受講者同士で悩みを共有しながら、その解決方法を学ぶことができる点が本アカデミーのメリットの一つであると感じました。どうしたらいいのか悩んでいる方はぜひ受講を検討してみてください。

受講後の取組みと展望

受講後、地域の発展を促進するために行政・自治体との連携を強化し、包括連携協定を締結しました。その成果として、栃木県庁との提携により、首都圏での物産展開催を実現し、地域振興に貢献しています。

今後の展望としては、飲食や農業を通じて地域経済を活性化させる取り組みや、栃木県の隠れた名産品を首都圏に発信する計画があります。自社独自で完結させるのではなく、行政や地域内の農家や加工業者と連携し、地域全体で一緒に成長していきたいと考えています。

また、地域に根付く新商品の開発や、エイジェックグループのネットワークを活かして複数の地域で活性化事業を展開する予定です。

筑西市との包括連携協定締結式

株式会社エイジェックファーム
執行役員社長

荘司拓紀(しょうじ たくのり)

システムエンジニア、パソコン教室の運営を経て、人材派遣事業を主とするエイジェックに入社。農業に興味を持ち、2019年より農業適格法人エイジェックファームを設立。栃木県にてスポーツ選手や障がい者の方々と共に農業事業に取り組む。