Case Study

事例・実績

2021年度

チームiCHiのプログラムについて

  • プログラム1 地域・企業内合意形成会議、フォーラム、ビジョンマップ策定ワークショップ・・・etc.
  • プログラム2 事業戦略設計会議、セミナー(勉強会)、事業計画作成・・・etc.
  • プログラム3 商品開発・改良、個別・集団専門家指導・・・etc.
  • プログラム4 消費者マッチング、バイヤーマッチング、展示会、販売会・・・etc.
  • プログラム5 PR・広報(地域内外)、Web環境整備、HP・EC・SNS発信、PR動画制作・配信・・・etc.
  • 全体ディレクション プロジェクト全体の進行管理、各プログラムの進捗に応じた指揮、事務局機能・・・etc.
2021年度

令和3年度 日本版MaaS推進・支援事業​

北海道芽室町

  • プログラム1
  • プログラム2
  • プログラム3
  • プログラム4
  • プログラム5
  • 全体ディレクション

地域情報

地勢

芽室町は北海道東部の十勝平野西部に位置し、東部及び南部は帯広市に、北東部は音更町及び鹿追町に、西部は清水町に接しています。また、南西部は日高山脈襟裳国定公園に指定されている日高山脈を越えて日高町に隣接しています。豊富な水資源、豊富な森林、農耕に適した土地に恵まれ、約4割は畑として利用されています。

人口

令和4年7月末現在で18,091人(8,021世帯 男性8,649人 女性9,442人)

アクセス

[飛行機]
・東京からとかち帯広空港まで…約1時間30分
[JR]
・帯広から普通で…約20分
・札幌から特急で…約2時間30分

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事業概要

国土交通省の令和3年度「日本版MaaS推進・支援事業」は、北海道で唯一芽室町が採択された事業で、公共交通空白地における住民の市街地への移動を支援するため、「芽室町地域公共交通活性化協議会」「こばとハイヤー株式会社」「株式会社電脳交通」「株式会社TKコミュニケーションズ」「株式会社ジェイアール東日本企画」共同で企画立案しました。高齢化が進む農業地域居住者の市街地への移動と買物を支援するため、新たなサブスクリプション型乗合デマンドタクシーを導入するとともに、自家用有償旅客運送との連携を図る「コミュニティタクシー(めむろ コミ★タク)」の運行を実施。株式会社ジェイアール東日本企画内、MaaSチームがシステム開発・実証実験を、チームiCHiでは買い物メニューの開発から、「めむろ コミ★タク」需要向上、活性化を目指す「まちなかの活性化ワークショップ」を実施しました。

2021年度プログラム
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プログラム1
地域・企業内合意形成、ワークショップ

【「まちなか活性化」ワークショップの実施】※チームiCHiにて実施
「めむろ コミ★タク」利用者のアンケートから、移動手段としての利便性は好評だったものの「買い物代行のメニューに買いたい商品が少ない」「まちなかに魅力が足りない」という意見が見受けられました。
このアンケート結果を受けて、今後「めむろ コミ★タク」 の活性化、利用者向上、ひいては街の活性化を目指すべく、「まちなか活性化」を考えている商工業関係の青年チームとワークショップを実施し、上美生側の意見も踏まえながら、「まちなかの活性化」につき、議論しました。この取り組みは次年度以降、芽室町としての取り組みに引き継がれていくこととなり、今後、ハード面のMaaS事業とソフト面のまちなか再生事業の相乗効果が期待されます。

「まちなか活性化」ワークショップ

「まちなか活性化」ワークショップ

プログラム3
商品開発

【販売商品の編集・開発】※チームiCHiにて実施
買い物代行対象店舗である参加事業者(3社)にヒアリング、商品・サービスの編集を行いました。「めむろ コミ★タク」実証実験において需要がある、または買い物代行の条件にあった商品を選定、お買い物メニューとして展開しました。今後、 「めむろ コミ★タク」との連携を深めていく中で新たな商品開発の可能性も見えてきました。

お買い物メニュー

お買い物メニュー

プログラム4
実証実験/アンケート調査の実施

【めむろ コミ★タク実証実験】
郊外の自宅と市街地間を運行するオンデマンドタクシー、自家用有償運送車両の予約、配車システムの提供とともに、乗車中に車内で購入する商品を選択し乗務員に依頼すると、復路乗車時に商品を受け取り自宅まで送ってくれる買い物支援サービスの実証実験を実施しました。また、その利用実績を解析・考察し、次年度へ向けての提案を行いました。
【利用者アンケート調査】
対象店舗より「サービス」「商品」「今後の提案」等の意見、また、実際に乗車した利用者から「サービス」「商品」「今後の提案」等の意見をヒアリングを行いました。ヒアリング結果から、 「めむろ コミ★タク」サービスというハード面だけではなく、利用を促すソフト面の対策が必要であることが分かり、「まちなか活性化」にむけたワークショップを行い、今後のあるべき仕組み・まちづくりの姿についても議論を行いました。

プログラム5
広報(プレスリリース、地元広報誌広告等)、WEBサイト構築

【PR用Webサイトの制作・発信】
「めむろ コミ★タク」実証実験用の専用Webサイトを開設し、サービスのご案内から、実際にWeb予約や会員登録用紙のダウンロードができるページを作成しました。また、8月・12月、実証実験開始前の1月・終了する2月と段階的に新聞広告、リリースにて告知を行いました。実施期間に合わせて地域内広報誌でのPR(チラシ広告)を入れることで、地域住民への普及も行いました。

コミタク利用案内

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