Move Design Labは移動の視点から生活者を眺めながら新たな課題解決を企てるプランニングチームです。
Move Design Labは移動の視点から生活者を眺めながら新たな課題解決を企てるプランニングチームです。
デジタル化やCOVID-19の感染拡大により、「移動」はいま大きく揺らいでいます。
行く末は移動のない未来でしょうか。私たちが思う未来は異なります。
移動が選択肢となり、無駄な移動が淘汰されることで、
移動はもっと自由になり、価値ある移動=“MOVE”が新たに生まれていく。
生活者が望む移動が、思い思いにされる時代の到来です。
そうした時代の移動は、生活者の価値観そのもの。
これからの移動を知ることは、これからの生活者を知ることと等価と考えます。
価値観が移動を変え、移動が価値観を変えていく。
生まれようとしているこのダイナミズムの中で、企業に何ができるでしょうか。
求められるのは、この生活者変化を機とする前例なき挑戦。
MOVEから、MOVEMENTを。
移動を研究し続けるjekiが仕掛けるMove Design Labが、
新たな課題解決を提供します。
私たちは移動を通じてモノやコトとリアルにコネクトする生活者を、“MOVER”と呼びます。
移動が活発な人はイノベーティブな消費者で、かつ周囲に大きな影響を与えるオピニオンリーダー。つまりMOVERは一騎当千の価値を有するプレミアムなターゲットなのです。
移動の絶対性が崩れ、移動する者としない者とで生活者が二分されていく中、実際に世の中を動かす原動力となっているMOVERへのアプローチを戦略的に考えるべきだと私たちは考えています。
全体平均00%
MOVER00%
jeki Move Design Lab「MOVE実態調査2020」
インターネットアンケート調査(全国/18-79歳男女)、n=2,200
「新商品に興味・関心がある」に「(まあ)当てはまる」と回答
「MOVER」=月あたり移動回数が50回超の生活者
情報過多のいま、ブランドの熱量はどのくらい生活者に伝わっているでしょうか。
デジタルテクノロジーを駆使して生活者に情報を“当てる”コミュニケーションは確かに効率的ですが、予定調和を嫌う生活者のココロを動かすことはそう簡単ではありません。
デジタルな打ち手がコモディティ化していくにつれて、今後のコミュニケーションは“質”が求められていくことでしょう。それは単なるターゲティングの精緻化ではなく、いつ、どこで、何を、どう言うか(やるか)という“総合的なコミュ力”が試されるはずです。
ブランドと生活者とのリアルな出会いや対話で体験価値を生み出すOUT OF HOME MARKETINGは、あらゆる企業において新しい戦略オプションになると私たちは考えています。
OUT OF HOME |
AT HOME | |
---|---|---|
MOVER | target | 生活者全般 |
体験価値 (五感/リアル) |
value | 非体験価値 |
質 (バリューリーチ) |
reach | 量 (ボリュームリーチ) |
3つのplace、3つの移動。
私たちは生活空間を自宅、学校/会社、それ以外の3つの場=placeで捉え、各placeへの移動をそれぞれ1st、2nd、3rd移動と呼びます。この3つのplaceと3つの移動の実態を定点調査で網羅的におさえることで、移動の全容を把握しています。
時代の変化に伴い3つのplace間のパワーバランスは変わり、その境目にある移動も変わっていきます。その変化はすなわち生活者変化そのもの。大きなマーケティング機会になり得ると私たちは考えています。
移動は必要悪から、
“必要善”に。
デジタル化およびCOVID-19の感染拡大により、2nd placeや3rd placeで行うことが当たり前だった移動はいま減衰し、1st place内で代替されようとしています。
一見“移動のリストラ”のように見えるこの現象。しかし、私たちは必要悪だった移動が仕分けされることで無駄な金銭・時間コストが浮き、それが個々人のQOLを高める新たな移動の原資になり得る、と見ています。
ファーストプレイス化の先にある新しい移動の創造・創出こそこれから私たちが立ち向かってゆくべき課題と認識しています。
“買う”の3分の1は
OUT OF HOMEで
うまれている。
買い物の3分の1は移動中に決断されていることはご存知でしょうか。
「通りがかりの店が気になったのでスマホで調べて立ち寄った」
「電車の中でみたビールの広告がおいしそうだったからコンビニで買った」
こうした移動する前には予定していなかった買い物に基づく消費を、私たちは「衝費(しょうひ)」と呼んでいます。
日本全国でほぼ同様に確認される「衝費」の存在は、この国の消費がいかにOUT OF HOMEでの瞬間的な気分で生まれているかを示唆しています。そして多くの企業にとって移動シーンが千載一遇のコミュニケーション機会であることも疑いようのない事実なのです。
「jeki Move Design Lab「移動と買い物調査2019」
インターネットアンケート調査(全国/16-59歳男女)
買い物レコード数=5,184、詳細はMDLリリース参照」
デジタルが生み出す
リアルMOVE
SNSなどで知ったスポットやイベントなどのコト情報を「行きたい場所リスト(To Goリスト)」としてスマホ等に保存する行為を私たちは「To Goストック」と呼びます。
このネット上の行為は特に若い世代に顕著で、20代女性の約半数はSNSに流れる情報を「いいね!」するだけでなく、自分もいつか行く場所としてストックしています。To Goストックは言わば“移動の自分事化”の発露と考えられます。
この行為をする層の移動量はしない層の1.3倍。デジタルがリアルな移動を生み出す可能性を示唆しています。
「OUT OF HOME」が
硬直したマーケティングを
変える。
戦略ターゲットMOVERに、屋外で質の高い体験価値を提供する「OUT OF HOMEマーケティング」は、硬直したマーケティングに新風を吹き込みます。
移動の視点からブランドとの出会いの瞬間を作り、その体験価値を周囲へと拡げていく。これまでの認知~刈り取りへの歩留まりのファネルとは一線を画すこの戦略は、コミュニケーションが量から質へとシフトする中での有効な打ち手になります。
コミュニケーションそのものがコモディティ化するなか、決められた枠内でのWhat to sayやHow to sayの改善では大きなブレイクスルーは難しくなってきています。
いま求められるのはWhat to do、How to doという視点。
私たちは移動の視点から戦略、クリエイティブ、プロモーション、PRなどを統合した独自ソリューションを通じて、生活者とブランドとの価値ある出会いの瞬間を生み出します。
OOHの潜在能力を引き出す、
独自のクリエイティブ戦略。
生活者の日常空間を支配し、半ば強制的にアテンションを奪うOOHは、広告が忌避される現代でも変わらずパワフルです。
統合マーケティングの視点から、他のメディアとのクリエイティブ連動を期待されてきたOOHですが、他のメディアと視聴環境が異なることは火を見るより明らかです。そして昨今のデジタルサイネージの普及により表現の自由度が高まる中で、OOH独自の表現について本格的に模索するべきフェーズにあると私たちは考えています。
私たちは無数のOOHクリエイティブを研究する中で、成功の法則をいくつか発見しています。移動シーンの生活者(移動者)の視線を奪って離さない、OOH独自のクリエイティブ戦略をご提案いたします。
COMING SOON
移動を狙えば、
“買う”はつくれる。
「移動者マーケティング」とは、“買い物の前には移動がある”という事実に基づき、「生活者」と「ショッパー(店頭での買い物客)」の間にある移動シーン下の生活者にピンポイントに仕掛けるマーケティング・プロモーション活動のこと。
生活者の認知が行動を必ずしも保証していない中で、移動シーン下の生活者をアクティベート(活性化)させようとする本プロモーションは、多くの企業によって実際に実行され、成果を上げてきました。
認知と行動の間にある深い溝を埋める本ソリューションは、ミドルファネルの活性化策としても捉えられます。
経験豊富なプランナー陣が、皆様のマーケティング活動をサポートいたします。
福岡市地下鉄交通広告会様主催のセミナー(11/27)に、MDL中里が登壇します。
一般社団法人日本ABC協会様の開発委員会勉強会(4/12)に、MDL中里が登壇します。
MDL中里が12/11付の日経MJの取材を受けました。詳しくは本紙記事をご覧ください。
株式会社ビデオリサーチ主催の「VR FORUM 2022」(11/29-12/1)にて、
「OOH最前線!DOOHの将来性と「トリプルメディアプランニング」の促進」をテーマに
MDLの中里がトークセッションに参加します。
9/2配信予定の宣伝会議ウェビナー
「ポストコロナ時代のOOH戦略 ~サントリーのOOH展開事例とjeki×NRI共同研究~」にて、
MDLの中里が登壇予定です。
「ブレーン2022年3月号」の特集に、MDL中里が参加した座談会記事が掲載されました。
月刊販促会議 2021年10月号にMDL中里の寄稿記事が掲載されました。
野村総合研究所との交通広告に関する共同研究をリリースしました。
AdverTimes(アドタイ)に、2/8(月)開催のMDL主催(協力:宣伝会議)
ウェビナーの記事が掲載されました。
五明 泉
代表/
恵比寿発、編集長
1991年jeki入社。営業局配属後、通信、精密機器、加工食品、菓子のAEを歴任、「ポケットモンスター」アニメ化プロジェクトにも参画。2014年営業局長を経て、2016年コミュニケーション・プランニング局長、2020年執行役員企画制作本部副本部長兼コミュニケーション・プランニング局長。
中里 栄悠
Move Design Lab
プロジェクトリーダー/
シニアストラテジックプランナー
2004年jeki入社。営業局等を経て、2014年よりコミュニケーション・プランニング局に所属。様々な企業のマーケティング&コミュニケーション戦略および企画提案に携わる。寄稿、講演会多数。著書に『移動者マーケティング~移動を狙えば、”買う”はつくれる~』(日経BP)。
彦谷 牧子
Move Design Lab
データアナリスト/
シニアストラテジックプランナー
リサーチ・コンサルティング会社を経て、2009年jeki入社。JR東日本保有データの分析・活用業務に従事した後、2014年よりコミュニケーション・プランニング局に所属。化粧品、トイレタリー、通信機器等幅広いクライアントのコミュニケーション戦略をはじめとしたプランニングを担当。
松本 阿礼
Move Design Lab
駅消費アナリスト/
駅消費研究センター 研究員
2009年jeki入社。プランニング局で駅の商業開発調査、営業局で駅ビルのコミュニケーションプランニングなどに従事した後、2015年より駅消費研究センターに所属。現在は、駅利用者を中心とした行動実態、インサイトに関する調査研究や、駅商業のコンセプト提案に取り組む。一級建築士。
鷹羽 優
Move Design Lab
ブランドコンサルタント
ブランド戦略を専門とし、菓子・飲料・生活雑貨・人材など多くのブランド開発、リブランディングを手掛けた後、2018年jeki入社。コミュニケーション・プランニング局に配属。ブランドマネジメントの観点からコミュニケーション立案を行う。
市川 祥史
Move Design Lab
リサーチプランナー/
データアナリスト
市場調査会社にて、企業のマーケティング課題の解決に従事。2017年jeki入社。コミュニケーションプランニング局配属。交通広告・キャンペーンの効果測定を中心に、クライアントの課題発見・解決を支援する。
渡邉 裕哉
Move Design Lab
コミュニケーションプランナー
2020年jeki入社。コミュニケション・プランニング局に配属。飲料、トイレタリー、ホテルなどのプランニングを担当する。
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