User’s Voice お客様の声
株式会社ABC Cooking Studio
jekiのメディアレップ業務で、広告収入拡大につながった「ABCクッキングスタジオビジョン」
【前編】

2022年12月、jekiはABCクッキングスタジオ内のデジタルサイネージ「ABCクッキングスタジオビジョン」の広告枠をお預かりし、メディアレップとしてjeki契約広告代理店様を通じた販売を開始。新たな業種のクライアントを獲得し、広告収入を拡大するなど大きな成果を上げています。この3年間の歩みを、大きな変化の渦中にいた二人が振り返ります。
- INTERVIEW
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株式会社ABC Cooking Studio
法人・地方創生マーケティング統括
法人営業部渡邊美穂様
2018年に株式会社ABC Cooking Studio へ入社し、法人営業部へ配属。
料理教室を活用して、調味料メーカーや調理家電メーカーをはじめ、企業や官庁・自治体の商品やサービスのプロモーションを行う。
さらにプランナーとしてプロモーションプランの見直しや新プランの企画立案業務も経験。
2022年より弊社とともにサイネージプランの企画立案や販売を行っている。ジェイアール東日本企画
メディアソリューション本部
デジタルサイネージ事業局営業部内田有紀
2014年新卒でjekiに入社。3年間JR東日本ならびにJR東日本グループの広告・販促企画を担当。その後、5年間jeki関西支社にて鉄道会社の営業販促企画や商業施設の年間販促、オフィス系サービスクライアントのAEを担当。
2023年からはデジタルサイネージ事業局にてデジタルサイネージの企画設置・運用・レップ業務のコンサルを行い、MASTRUM BtoB Marketingでの海外PR、イベント、SNS運用も担当。
想像もしなかった大きな成果を生みだしたメディアレップ

内田
2022年7月に発足した当局が、初めてメディアレップとして取り組んだのが株式会社ABC Cooking Studio様ですが、どのような成果を創出できているでしょうか。また、jekiと取り組みを進める中で、渡邊様や法人営業部内の「ABCクッキングスタジオビジョン」への認識に変化は起こったでしょうか?
渡邊
この2年で私たちが予想もしなかった大きな変化が起こっています。
ひとつは数字の面です。スタートした翌年度の2023年度の終盤には、これまでとは異なる業種のクライアントから契約も獲得でき、「ABCクッキングスタジオビジョン」の契約は前年と比べて150%の増加となりました。
さらに本年2024年度は、半期を残した現時点で、前年度比100%の契約を獲得。売上もすでに2年前の倍の数字になっています。年度末には計画していた予算を大きく上回る結果となりそうです。

内田
取り組みをスタートして3年、しっかりと成果を創出することができ、私たちもほっと胸をなで下ろしています(笑)。
渡邊
私たちも「ABCクッキングスタジオビジョン」がここまで売上拡大するとは思っていませんでした。
もうひとつの大きな変化は、私たちの「ABCクッキングスタジオビジョン」への認識です。効果の高い、訴求力のある広告媒体として、自信を持ってクライアントに売り込むことができるようになりました。
内田
取り組みの開始当初は、メディアレップとして広告代理店様にすぐにご案内するのではなく、販売する「ABCクッキングスタジオビジョン」の秒数設定や価格見直しなど、商品設計や販売スキームからご提案しました。そのため少し時間はかかったかもしれませんが、いまその努力が実を結んだという感覚がありますね。
媒体本来の価値を見出し、それを魅力に変えていく

渡邊
当社には広告媒体が25種以上ありますが、実はこれまで「ABCクッキングスタジオビジョン」にはほとんど注力していませんでした。だからjekiさんから声がかかったとき、「ABCクッキングスタジオのデジタルサイネージが広告として売れるのか?」と半信半疑でした。
でも、jekiさんからは弊社の「ABCクッキングスタジオビジョン」がどれほどのポテンシャルを持っているか具体的な数値で提示してもらえました。共に商品設計や販売スキームを見直していきましたが、それでも大きな期待を抱けず(苦笑)。
でも、3年が経ってこのように大きく成長し、社内でも「ABCスタジオビジョンってこんなに魅力的な媒体だったんだ」と驚きの声が上がっています。
内田
「自信持って売れるようになった」とのことですが、具体的にどのような変化があったのでしょうか。
渡邊
これまで私たちは、メイン広告媒体の営業の際に「スタジオ内に設置しているデジタルサイネージでも広告が流せます」と、オプションのように紹介する程度でした。
現在は、jekiさんから提示された数値資料なども活用し「当社のデジタルサイネージならこういった層にリーチすることができます」と積極的に売り込めるようにもなりました。
内田
数多くのデジタルサイネージ媒体を取り扱ってきた私たちjekiから見ると、「ABCクッキングスタジオビジョン」はまるで宝箱のような、とても魅力的な存在でした。
渡邊
最初にいただいた提案資料には「北海道から沖縄までの全国展開が可能なデジタルサイネージ媒体。受講者の約95%が女性であり、明確なターゲティングが可能」という分析が書かれていましたね。
内田
そうです。さらに日本を中心としたアジア諸国に109スタジオを展開されており、世界に会員が約170万人(※)という他に類を見ない最大級の料理教室です。
エキナカなどにあるデジタルサイネージに広告を出稿する際は、その駅の時間帯ごとの利用者の年齢・性別などの分布を調べ、どのエリア・どの時間に広告を掲出するのが最適かを綿密に調べます。それには当然ながら時間もお金もかかります。ですが、ABCクッキングスタジオ様は、いまお話いただいたように、セグメントが明確でその必要が無い。クッキングスタジオという視聴されやすい環境もできている。
だから広告が打ちやすい。そして効果も得られやすい。とても魅力的かつポテンシャルの高いデジタルサイネージなのです。
※2024年4月時点
渡邊
そして、私たちがこれまで営業活動を行っていなかったクレジットカード会社様など、新しい業種との契約を獲得してもらえた。「こういう業界にとってもABCクッキングスタジオのデジタルサイネージは魅力的な媒体として売り込めるのだ」と驚き、自信を持てました。
jekiさんと協業したことで「ABCクッキングスタジオビジョン」が、真価を発揮していると感じています。
jekiだからできるアイデア、生まれる成果、起きる変化

内田
ABCクッキングスタジオ様自身に「ABCクッキングスタジオビジョン」の真の価値に気づいてもらうことももちろんですが、契約広告代理店様、そして広告出稿を検討するクライアント様にも、「ABCクッキングスタジオビジョン」の価値を知ってもらうことも重要でした。そこで契約広告代理店様のメディア担当を招いてABCクッキングスタジオでの「ABCクッキングスタジオビジョン」の視察会も実施しましたね。
渡邊
あの視察会で当社のABCクッキングスタジオと「ABCクッキングスタジオビジョン」について理解していただき、出稿の申し込みをしていただいた契約広告代理店様もいました。
内田
渡邊様のようにABCクッキングスタジオの皆さまは「料理教室だから、飲食関連企業に営業をかけよう」とまず思われますよね。ただ、契約広告代理店様の営業には男性も多く「ABCクッキングスタジオ ってどんなところなのだろう」と知らないことも多い。だからこそ、視察会を通してリアルな場を知ってもらうことで「このデジタルサイネージにはこんな魅力があるのか」と理解も進むのです。
渡邊
この3年間、デジタルサイネージ関連では「なるほど、そういう視点・やり方があるのか」と驚きの連続です。視野と選択肢が大きく広がりました。とても感謝しています。
内田
そういっていただけると私たちもとても嬉しいです。
メディアレップとは
メディアレップは、ロケーション・メディアのオーナー様に代わり、広告主様に広告枠の販売を行うサービスです。

後編では、「ABCクッキングスタジオビジョン」の持つ価値をより具体的に紐解き、どのように取り組んだかをご紹介します。

企業名:株式会社 ABC Cooking Studio
ABCクッキングスタジオは、日本を含む8ヶ国・地域に教室を展開し、
国内・海外会員約170万人を誇る世界最大級の料理教室(2024年4月時点)。
「世界中に笑顔のあふれる食卓を」を企業理念に、「手作りの食」の大切さと楽しさを提案しています。